大和から移転して以来、初訪問の中村屋。
たまたま海老名に出張だったので帰りに寄って来た。
16時に入店すると店内は一組のみ。
大和の時は行列必至だったのでちょっと得した気分。
店員は店主不在で男性スタッフの麺上げで女性スタッフ二人がホールとサポート。
あの秘技 天空落としは男性スタッフがしていた。
特中村屋 塩
黄金色に輝くスープは良く言えばじんわりと染み渡る優しい味。
ボヤッとした輪郭を胡椒で誤魔化している感がした。
細めの麺はコシがしっかりとして美味い。
スープと合っているが、麺が長すぎて啜りきるのに難儀した。
鶏チャーシューは程好く味が染みてしっとりジューシー。
豚バラの炙り焼きは臭みもなくまずまず。
肩ロースチャーシューは燻製の香りがするもの。
細めのメンマは麺と一緒に食べるとアクセントが楽しい。
ホウレン草、海苔は想像通り。
黄身がゼリー状の味玉は箸休めにちょうど良かった。
完食。
だしがけ 醤油
他に客も居なくなったのでもう一杯頂いた。
醤油でも具材は一緒だというのでいわゆるかけラーメンにしてみた。
鶏ガラベースのスープは仄かに魚介と香味野菜の旨味を感じる甘味のあるもの。
鶏油の効きが良く、あとを引く美味さが良い。
余計な(?)ものが入っていないから純粋に麺とスープを楽しめるだしがけ。
これはアリだと思う。
焼豚のたたき飯
ごはんものが食べたいとスタッフに訊ね、薦められたのがこれ。
薄くスライスされたスモークチャーシューがたっぷり乗ったコスパのかなり高いもの。
塩気の効いたチャーシューにポン酢ダレがかかり、ごはんとの相性抜群!
ごはんが足りなくなってしまう(*^^*)
残念ながら今やこのレベルのラーメン店は結構あるんだよなぁ。
ラーメン業界の一時代を築いた中村屋も、時代の流れに置いていかれた感は否めなかった。
ごちそうさまでしたm(__)m