まだ緊急事態宣言が発令される前の事。
東日本橋の江戸政へ行ってきた。
大正13年創業のこの店は、平日の17時から2~3時間だけしか営業していないハードルの高い立ち飲み焼鳥屋だ。
17時過ぎに着くと既に10人以上の待ち列!
おかみさんの話によると1日数本しか無いという『皮』『シロ』『ふじ』をゲットするために、早い人は16時前から並ぶそうだ。
店員はご主人とおかみさんの2人。
店内に入るとまずは奥さんに飲み物のオーダーを聞かれ、その後はコースで提供されるスタイル。
ドリンクだけはその場で現金払いとなる。
この日は車だったので烏龍茶で。
決められたものを順番に提供されるので黙って待っていると、一品目が配膳。
生タタキ。
おかみさんから「タタキは生か焼きか」と聞かれ迷っていると
「(生でも)大丈夫なら是非『生』を食べてみて」と言われ、生タタキにした。
新鮮だからこそ提供出来るのだし、まさに自信の表れなのだと思う。
そのタタキを口にした瞬間フワッと溶けていき、上品な甘味と旨味の余韻が残っていく。
これは大トロだ!
嫌な臭みや脂っぼさも無く、永遠に食べれそうなほど美味い!
ハートスタミナ
大きなモモ肉とハツのはさみ焼き。
一串がすごい重く、モモは肉汁が滴るほど柔らかくジューシー!
ハツは噛めば噛む程その弾力と旨味が溢れていく!
ピーマン肉詰め
先ほどの生タタキの肉詰めはピーマンとの相性抜群!
レバー
2本の串でないと支えられないほどずっしり重いレバーはふわふわ!
ネットリと口の中で広がる甘味が素晴らしい!
たれとの相性も抜群で一度食べたら忘れられないくらい美味い!
タタキ 半焼きで
一度だけ追加注文できるので、これまたおかみさんのお薦めのタタキを焼きでいただいた。
中がレアのタタキは生とはまた違う肉々しい食感!
烏龍茶2本とこれだけ食べて二千円弱とリーズナブルな値段にまたびっくりした(*^O^*)
おかみさん「今度は『皮』を狙って来てくださいね(*^^*)」
コロナが落ち着いたら是非そうさせてもらいます!
ごちそうさまでしたm(__)m