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1月14日。

藤沢駅から銀座通りを藤沢二郎へ行く道のりは何気にラーメン激戦区となっている。

その通り沿い、ダイエーの向かい側に在った『地獄の担々麺』が閉店し、昨年末にその場所で新たに開店した二郎系の店『豚仙人』。

豚仙人は既に横浜にあるので2号店ということになるのかな。

オープンから1ヶ月経ち、味やオペも落ち着いただろうということで行ってみることにした。

ちなみに豚仙人はエゴサーチをしているようなので、ボクなりに真面目に正直な感想を書かせてもらうことにする。


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店内はコの字型のカウンター。

19時半過ぎに購入した食券の時間が既に30分ずれている。

席に着くとすぐにホールスタッフに好みを聞かれ、「アブラマシ、ヤサイマシ」とオーダー。

ホールスタッフと別に奥の厨房には2人の店員。

麺はテボザルで茹でられていた。

10分程で配膳。


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国産豚大ラーメン600g+ヤサイマシ+アブラマシ+味たまご。

味の濃さは卓上の醤油ボトルで調整するようになっている。

ニンニクはデフォルトで入っていたので店員に小鉢をもらい、そこへ避難させた。

「説明不足で申し訳ありません。ニンニク不要な場合は『ニンニク無し』とお伝えください。」と丁寧に謝られた。


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乳化したスープはその見た目に反してかなりあっさりしたもの。

味の薄さは醤油ボトルでカバーできる。

しかし大量に入れた背脂が溶け出して乳化しただけのスープは豚出汁も豚骨もかなり弱く、旨味もコクもキレも無い飲んでいてフラストレーションのたまるもの。


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ヤサイはモヤシがクタッとなった柔らかい茹で加減。

コールした塊アブラと醤油を回しかけて食べると箸が止まらなくなる程美味しく、あっという間に無くなった。


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ブタはデフォで一枚。

厚みのあるもので、箸で掴むと崩れてしまいそうなくらい柔らかく程好い味付け。

ボクは一枚でも十分だが、本来ならブタ二枚はほしいところ。

ましてや国産豚ラーメンと謳うなら『ラーメン富士丸』のようにラーメンと国産ブタラーメンに分けたほうがチャーシュー好きな人は勘違いしないと思う。



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二郎標準からすると太めな平打ち麺。

小麦の風味がする表面ツルッとして中はモチッとする啜りやすいもの。

テボザルで茹でている最中に麺をちゃんと撹拌していないのか、所々麺がダマになっていたのが非常に残念。

そしてスープが弱すぎて麺とのバランスが悪すぎる。



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半熟トロトロの味たまごは全くといって良いほど味が染みていない、ただの半熟玉子。

今は全然通っていないが、近くの『松壱家』の味玉も昔はそんなだったなぁ。



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今後の為に敢えて辛口評価をさせてもらったが、是非ブラッシュアップして人気店になってもらいたいと思います。